2024年2月22〜24日、ディープテックツアー in マレーシアを開催しました。

「ツアー」と言いつつも、ただの視察ではなく、訪問先各所で自社の技術やビジョンを語るプレゼンを行い、積極的に新規事業を創る活動をしていただく企画です（参照：ディープテックツアーについて）。

今回は「隆盛するマレーシアの高所得産業／Malaysia’s Shift to High Income Industry」をテーマに掲げて企画をしました。初日は、「サイバージャヤ地区」を中心にディープテックエコシステムについて学び、2日目は宇宙開発などマレーシアで研究開発が進みつつある新産業にも触れました。政府機関・大学・ベンチャー企業など3日間で8箇所を訪問し、最終日は超異分野学会マレーシア大会（Hyper Interdisciplinary Conference in Malaysia）に参加しました。

いずれの参加企業も、訪問先組織との直接的な関係性を構築し、事業創出の新たなきっかけを得て帰国することができました。訪問先での様子をまとめましたのでぜひ最後までお読みください。

＜2024年5月開催、間もなく募集クローズ！＞

2024年5月には、ディープテックツアー in マレーシア・シンガポールを開催します。残り5席程となっておりますので、ぜひご参加ください。

■国・期間：
①マレーシア：2024年5月16日（木）〜17日（金）
②シンガポール：2024年5月23日（木）〜24日（金）
■費用：45万円／人（税抜）　早割適用の場合40万円／人（税抜）
■〆切：4月26日（金）マデ延長！
■申込：株式会社リバネス　創業開発事業部　秋永（ [email protected] ）までお問合せください。申込書をお送りします。

＜ディープテックツアー in マレーシアの様子＞

Day1　2月22日(木)

■テーマ：マレーシアのディープテックエコシステムを理解する／Understanding the overview of Deep-tech ecosystem in Malaysia

■訪問先：Leave a Nest Malaysia Sdn. Bhd.／Move Robotics／Cyberview Sdn Bhd／Aerodyne Group／MIGHT（Malaysian Industry-Government Group for High Technology）

Leave a Nest Malaysia Sdn. Bhd. Director ザイム氏によるマレーシアの歴史とエコシステム概況の導入講義

Center of Garage Malaysiaにて

Cyberjaya地区に拠点を構える広大なAerodyne Campus

Aerodyne Groupのエンジニアと議論

政府機関MIGHTを訪問

Day2　2月23日(金)

■テーマ：マレーシアにおける先端技術（航空宇宙）を探索する／Exploring advanced technology for the space industry in Malaysia

■訪問先：MYSA（MALAYSIAN SPACE AGENCY）／Aphelia Sdn. Bhd. ・Beyond Horizon・Mind Robotics／UKM, Institute of Climate Change／Independence X

宇宙開発ベンチャー Independence X Aerospaceにて

宇宙開発政府機関MYSAの訪問

Day3　2月24日(金)

■テーマ：知識製造業の幅を広げ仲間をつくる／Expand Knowledge Sharing and Build Connections

■参加イベント：超異分野学会マレーシア大会（Hyper Interdisciplinary Conference in Malaysia）

ポスター発表の様子

＜参加者の声＞　

「このツアーを通じて、貴重な時間を共有でき、普段は出会えない方々ともお会いできたこと、大変有意義な経験となりました。マレーシアのポテンシャルを感じ、それに触れることができたこと、また、リバネス皆様の真摯な取り組みに感激しました。今回は特に、プレゼンのご指導を賜り、その成果が反映されたことに心から喜びを感じております。」

「正直来るまでは、テーマは宇宙か・・、と思っていました。自社の事業領域と違う話かと思っていたが、関係ないなと思って耳を閉ざしてしまうのではなく、一日通して参加すると、UKMの大学では関連のあるサンゴの研究者に出会い、最先端の宇宙開発を進めるベンチャー企業Independence-Xの話も、データロギングという意味で興味深いと思いました。」

「面談したベンチャー企業から、展示会に一緒に出ませんかと言われました。当初は、プロダクトをこっちに持ってくることに2年くらいかかるかなと思いましたが、展示会に一緒に出ていくというのは新しい発見だなと思いました。」

＊＊ご参加の皆様、ありがとうございました。