
株式会社リバネス(代表:髙橋修一郎)は、この度、国立台湾大学生物科技センター(Institute of Biotechnology, National Taiwan University、台湾 台北市、所長:Chi-Te Liu 博士)と、日台間の科学技術エコシステムの強化と起業家育成を目的とした相互協力に関する覚書(MOU:Memorandum of Understanding)を締結いたしました。締結式は、2026年4月24日に台湾大学で開催した「Hyper Interdisciplinary Conference Taiwan 2026(HIC Taiwan 2026)」内で執り行われました。
※HIC Taiwan 2026の詳細はこちら:https://hic.lne.st/schedule/tw2026/
実施報告はこちら:【実施報告】超異分野学会 台湾大会(HIC Taiwan 2026)、台湾大学にて初開催、日台連携による共創の場を創出
本MOUは、日本と台湾の研究エコシステムを接続し、若手研究者の連携やアントレプレナーシップ醸成を目指すものです。
主な連携内容
両機関は、以下の分野で協力し、具体的な活動を展開していきます。
- 日本と台湾の研究者・学生間における相互交流プログラムおよび共同研究の推進
- 台湾大学の学生を対象としたアントレプレナー育成プログラムの共同開発・実施

株式会社リバネス代表取締役 髙橋修一郎
台湾におけるリバネスの活動
リバネスの台湾との本格的な接点は、ディープテックベンチャー育成プログラム「TECH PLANTER Taiwan」から始まりました。2014年〜2017年にかけて、台北・台中・高雄において、ディープテックベンチャーの発掘育成エコシステム「TECH PLANTER in Taiwan」を展開し、合計92チームの研究者やベンチャー企業を発掘してきました。同時に、九州・熊本地域との接続や台湾チームの日本招聘等を通じて、日本と台湾の研究者・起業家エコシステムの基盤形成を進めてきました。
2025年には、台湾の起業家・投資家ネットワーク「Harbor Angel Group」が来日し、リバネス東京本社を訪問。その後、台湾で開催されたInnoVEXでの基調講演への招待、次世代発明化イベントでの講演やポスター賞授賞、また同グループの来日時のビジネス研修での講演など、連携を積み重ねてきました。これを起点に、日本と台湾のベンチャー企業・研究者ネットワークの接続が本格化し、2026年4月のHIC Taiwan 2026の初開催に至りました。
関連ニュース:
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台湾大学 Institute of Biotechnology, National Taiwan University 所長 Dr. Chi-Te Liu
本MOU締結の背景
国立台湾大学生物科技センター(Institute of Biotechnology, National Taiwan University)は、台湾を代表する研究大学である国立台湾大学(National Taiwan University, NTU)に設置されたバイオテクノロジー研究拠点です。
生命科学・微生物・発酵・バイオプロセス・分子生物学など幅広い研究領域を対象に、基礎研究から産業応用までを推進しており、台湾におけるバイオテクノロジー分野の研究・人材育成・産学連携を担う中核組織の一つです。微生物生態学、バイオマニュファクチャリング、発酵技術、食・健康分野、環境・サステナビリティ領域などに強みを持ち、台湾大学発スタートアップの創出や国際共同研究にも積極的に取り組んでいます。
台湾大学とリバネスは、2014年に立ち上げたTECH PLANTER in Taiwanにおいて、アントレプレナーの発掘や大学発ベンチャーの支援に関する協力関係を構築してきました。また、今回のHIC Taiwan 2026の開催に際しても、台湾大学を会場として、現役の学生とも連携しながら学会を運営したことで、台湾大学との連携がますます強固なものとなりました。
本MOUによって、台湾大学生物科技センターの卓越した研究資源と、リバネスが培ってきたグローバルな研究エコシステム構築のノウハウを連携させ、日台の共同研究プロジェクトや学生育成、ディープテック領域での事業創出をさらに加速してまいります。
今後もリバネスグループは、科学技術を基盤とした人材育成、研究連携、事業化支援活動を通じて、台湾をはじめとする東アジアと日本の長期的な協力関係の構築を目指します。
—–本件に関するお問い合わせ
株式会社リバネス
戦略開発事業部 秋永 [email protected]