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広島発、東南アジアの課題に挑む ― 広島県海外スタートアップ等連携実証プロジェクト創出事業(令和5年度)

東南アジアは、総人口6.7億人、平均年齢29歳という若い市場。急速な経済成長の裏で、プラスチック汚染、生物多様性の損失、農業廃棄物、未成熟なインフラなど「ディープイシュー(深い社会課題)」を抱えています。

この課題を、広島県内企業と東南アジアのスタートアップが力を合わせて解決することを目指すのが本プロジェクトです。

→ 詳細:公式ページ


プログラム概要

リバネスは、広島県の委託を受け、企業のアセットを活かした連携ビジネスの創出を支援しました。

6月から9月にかけて全3回のワークショップを実施し、参加企業が現地の課題を学び、自社の技術を社会課題解決にどう生かせるかを探りました。

開催の流れ

  • 第1回(6/29):自社の強み(アセット)を棚卸し

  • 第2回(7/4):東南アジアの課題を学び、連携プランを構想

  • 第3回(9/5):各社によるビジネスプラン発表

その後、6社が個別レクチャーへ進み、最終的に3社が実証プロジェクト設計へ選定されました。選定企業は、リバネスの伴走支援を受けながら東南アジア現地を訪問し、パートナー企業や行政関係者と対話を重ねました。

→ 関連レポート:現地訪問の様子


成果と今後の展開

2024年3月には成果報告会を開催。3社が現地での挑戦を発表し、課題解決型ビジネスの可能性を示しました。

この取り組みは、「地域企業の技術」と「海外スタートアップの現場力」を掛け合わせることで、環境・エネルギー分野の新事業を創り出す新たなモデルケースとなっています。

→ 成果報告会の記事はこちら:実施報告(2024.3.25)


リバネスの役割

リバネスは2014年から東南アジアのテクノロジースタートアップを発掘・育成しており、社会課題を解決する「研究と事業の共創」を進めてきました。

現地のアントレプレナーが抱く熱意と、広島企業の技術・知見を掛け合わせることで、持続可能で地域発の国際連携モデルを実現しました。

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