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タイのスタートアップ9社を招聘し「THAI DEEPTECH SHOWCASE 2026」を開催 〜VISUP・NIAと日タイ共創の場を東京で創出〜

株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、代表取締役グループCEO:丸 幸弘)は、タイの政府機関National Innovation Agencyならびにディープテック特化アクセラレーターVISUP Co., Ltd.と共催し、2026年4月14日(火)にTokyo Innovation Base(TiB)で「THAI DEEPTECH SHOWCASE 2026」を開催しました。

本イベントでは、タイ国家イノベーション庁(National Innovation Agency: NIA)の支援のもと、タイのディープテックスタートアップ9社が来日し、日本企業に向けてピッチおよびポスター発表を実施しました。食品、医療、素材、サステナビリティなど幅広い領域で、実証実験、共同開発、事業連携につながる出会いの場を創出し、日タイ間のディープテック共創を具体化する機会となりました。

Webページはこちら:https://gbp.lne.st/3012/ 

 

本イベントの背景

日本企業における新規事業創出や研究開発テーマの探索は、国内だけで完結させることが難しくなっており、東南アジアをはじめとする海外スタートアップとの連携ニーズが高まっています。なかでもタイは、政府機関によるイノベーション支援と大学・研究機関を背景に、ディープテック分野の事業化を担うスタートアップが継続的に生まれている地域の一つです。

リバネスは、東南アジア各国で研究者・スタートアップ・事業会社をつなぐエコシステム構築に取り組んできました。また日本国内においても、海外ベンチャーが持つ革新的な技術を地域の企業が取り込み新たな事業を生み出す「インバウンドグローバライゼーション」を推進してきました。今回、タイにおいてディープテック領域に特化した支援を行うVISUPおよびNIAと連携し、日本企業がタイ発の技術シーズと直接接点を持ち、実証や共同開発に向けた対話を始める場として本イベントを開催しました。

 

日タイディープテック共創の場を形成

当日は、BOI(The Board of Investment of Thailand)、NIA、VISUP、リバネスによるオープニングに続き、「Thailand – Japan Co-creation as a Strategic Pathway for Deep Tech Commercialization」をテーマにしたパネルディスカッションを実施しました。タイと日本の双方から、ディープテック商業化に必要な視点や、政府・事業会社・スタートアップがどのように連携すべきかについて議論が交わされました。

その後のピッチセッションでは、以下9社が各社の技術と事業について発表し、ネットワーキングおよびマッチングセッションでは、日本企業との具体的な対話が行われました。

  • Cleantech & Beyond|電源不要の温度ラベルで温度異常を見える化
  • Detectra|酵素技術で食品安全を守るプラットフォーム
  • InnoPhytoTech|酵素技術で植物原料を健康素材へ変える
  • InnoFalcon|高品質な冬虫夏草をクリーンかつ効率的に生産
  • Plant Origin|米ぬか由来のサステナブルな卵代替素材を開発
  • NEXTBOND|自然素材コーティングで文化財や空間の価値を守る
  • Nano Coating Tech|ナノコーティングで太陽光パネルの性能を高める
  • Circularis|廃棄太陽光パネルを高機能ナノ素材へ再生
  • GreenPawInnovation|食品廃棄物から生まれた環境配慮型の高機能猫砂

来日スタートアップの概要

来日した9社は、温度逸脱を可視化するスマートラベル、酵素技術を活用した食品安全プラットフォーム、植物由来の健康素材、持続可能な卵代替素材、自然由来コーティング、太陽光パネル向けナノコーティング、廃棄太陽光パネルの再資源化、食品廃棄物由来の環境配慮型素材など、それぞれが社会課題に直結する技術を発表しました。

これにより、日本企業にとっては単なる海外スタートアップ紹介にとどまらず、実証実験や共同開発の検討対象となる具体的な技術テーマに触れる機会となりました。

 

本取り組みの意義

本イベントの特徴は、タイのアクセラレーターVISUP、タイ政府機関NIA、来日スタートアップ、日本企業を接続することで、日タイ間のディープテック事業創出に向けたプラットフォームを東京で立ち上げた点にあります。

また、登壇・ピッチ・展示・ネットワーキングを一体で設計することで、単発のイベントに終わらず、実証実験、共同開発、事業提携へと進むための初期接点を形成しました。ディープテックの社会実装には、技術の理解に加え、事業会社、支援機関、海外エコシステムとの接続が不可欠であり、本イベントはその起点となる取り組みです。

 

今後の展開

リバネスは、今回生まれた接点をもとに、日本企業とタイスタートアップの個別面談や実証連携の具体化を進めていきます。また、2026年7月16日(木)から18日(土)には、タイ現地のディープテックエコシステムを訪問するプログラム「ディープテックツアー in タイ」および「TECH PLANTER DEMO DAY in Thailand」を通じて、より深い事業連携の機会を提供する予定です。

 

VISUP Co., Ltd.について

VISUP Co., Ltd.は、タイにおいてディープテック分野に特化したアクセラレーションおよび投資支援を行う組織です。大学・研究機関や政府機関と連携しながら、先端技術の事業化支援を推進しています。

 

タイ国家イノベーション庁(NIA)について

タイ国家イノベーション庁(National Innovation Agency: NIA)は、タイにおけるイノベーション創出およびスタートアップ支援を担う政府機関です。研究開発支援、人材育成、事業化支援を通じて、タイのイノベーションエコシステム形成を推進しています。

 

<本件に関するお問い合わせ>

株式会社リバネス

担当:秋永・立花

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