
株式会社リバネスは、2026年11月4日(水)、東京・渋谷で開催された「MCAA Asia Connect “Konnichiwa Tokyo 2026”」に登壇しました。登壇者は戦略開発事業部 部長の秋永名美と研究開発事業部の井上剛史で、研究者の問いと情熱を起点とする研究支援や国際連携がテーマです。
<開催概要>
会期:2026年11月4日(水)・5日(木)
主会場:Tech Tokyo Shibuya(東京都渋谷区)
リバネス登壇:11月4日(水)「Innovation Ecosystem, Startups & Deep-Tech」
本会議は、Marie Curie Alumni Association(MCAA)の日本・中国・インド支部が、MSCA GLOPOLとの連携により11月4日・5日に開催。欧州の研究者支援プログラム「Marie Skłodowska-Curie Actions(MSCA)」の30周年を記念し、アジア太平洋地域と欧州の研究者や関係機関をつなぐ場です。
MSCAは1996年に始まり、博士課程学生やポスドクを含む研究者の国際的な研究・キャリア形成を支援しています。欧州での研究活動に加え、欧州から域外への研究者の移動も支える制度です。その支援を受けた研究者のネットワークがMCAAで、世界約2万5千人の会員と約40のチャプターをつなぎ、助成終了後も続くキャリア形成や交流を支援。研究発表や研修への参加などを後押しする少額助成「Microgrants」も提供しています。
信州大学Eugenio Otal氏とのつながりを通じた今回の登壇
今回の参加につながったのは、信州大学准教授でMCAA理事のEugenio Otal氏とリバネスとの継続的な交流です。Otal氏は、超異分野学会 大阪2022への参加に続き、2023年にはチームZensoricsの代表としてフードテックグランプリのファイナリストに選出されています。同グランプリでは、低コストのフッ素センサーによる水質課題の解決を提案。研究成果の社会実装をめぐるつながりが、今回、各国の研究者が集まるMCAAの場でリバネスの活動を紹介する機会へと広がりました。

MCAA理事を務める信州大学 Dr. Eugenio Otal(右)
研究者の挑戦を支える取り組み
秋永は、研究者と社会の知識や課題をつなぐ「サイエンスブリッジコミュニケーション」を紹介。問いと情熱を出発点に仲間と使命を共有し、新たな価値を生み出す「QPMIサイクル」とともに、教育活動、超異分野学会、TECH PLANTERを通じた研究者支援の考え方を伝えました。
井上が取り上げたのは、若手研究者向けの「リバネス研究費」です。研究者自身が抱く問いや仮説を試す第一歩を支え、企業とともに新たな研究テーマや共同研究につなげる取り組みを説明しました。

各国の強みを持ち寄る協働へ
質疑応答では、欧州での展開や各国で協働を始める条件について意見を交換。リバネスが重視するのは、各国の研究・技術の強みや人材育成の課題を知り、情熱を持つ研究者と新たな取り組みを考えることです。
11月5日(木)にはMCAAメンバーがリバネス本社を訪れ、交流しました。MCAAの研究者支援の取り組みが紹介され、リバネスが強みとする東南アジアとの接続を深める可能性も話題となりました。リバネスは、研究者の挑戦を長期的に支えるMCAAの活動に、博士人材のキャリア支援やリバネス研究費、超異分野学会との接点を見いだしています。
今後もリバネスでは、研究者の国際的なキャリア開発、国・地域を超えたグローバルブリッジの取り組みに貢献して参ります。

リバネス東京本社にて