グローバル展開を考えた時、ただ地理的に活動を広げるだけでは、何も生まれません。「Global Bridge Program(GBP)」は、国や地域、文化や言語、価値観の違いといった境界を越え、知識の橋渡しを加速する取り組みです。ボーダレスな知識製造を共に仕掛けていきませんか?
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リバネス自身が創業期から大切にしてきたブリッジの思想
「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念を掲げるリバネスは、サイエンスブリッジコミュニケーターとして、2002年の創業当初から「ブリッジ=橋渡し」を強みに事業を拡大してきました。それは、単に「科学技術をわかりやすく伝える」ことにとどまらず、国や地域を越えて橋渡しのフィールドを広げてきたということです。海外子会社の設立以前の2005年ごろから、例えばアメリカでの実験教室、韓国のバイオベンチャーの日本誘致、海外大学での人材育成・研究機器マーケティングなど、越境的な取り組みを積み重ねてきました。2010年以降はシンガポール、アメリカ、マレーシア、イギリス、フィリピンに現地法人を設立し、教育・人材・研究・創業といった多様な領域で現地パートナーと共に知識プラットフォームの構築を進めています。今後、理念の達成に向けてより多くの仲間と活動の幅を広げていくべく、Global Bridge Programを立ち上げました。
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なぜ今、ボーダレスな知識製造が必要なのか
多くの企業や大学、自治体がグローバル展開を模索していますが、例えば展示会参加や交流で終わってしまうことも少なくありません。その要因の一つは、連携先との関係性構築や、その先のビジョン設計が甘いからだと考えています。Global Bridge Programでは、各国の研究者・企業・行政と出会い、連携を創出したのち、グローバル展開に向けて新たな知識を製造します。例えばこれまでに、経済産業省等の省庁や広島県・仙台市など自治体による地域企業・スタートアップの海外展開支援、大学・研究機関の人材育成を目的とした海外研修などのプロジェクトを推進してきました。また、日本へのインバウンドグローバライゼーションの取り組みとしては、シンガポールのESG(Enterprise Singapore)やマレーシアのMRANTI(Malaysian Research Accelerator for Technology & Innovation)と連携した現地スタートアップと日本企業との協業支援なども推進しています。日本と東南アジアの知識プラットフォームを接続した動きが広がっています。ボーダレスな知識製造を当たり前にしていくことで、世界の課題解決そして地球貢献につながると信じています。
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Global Bridge Program、始動
ボーダレスな知識製造は、もう動き始めています。私たちは、国や地域、文化、そして心理的な境界をも越えて、新しい知を生み出す仲間を探しています。研究や技術を世界とつなげたい方、越境するプロジェクトを創出したい方、そして、境界を越えた知識の橋渡しに取り組みたい方へ──。Global Bridge Program、始動。企業、大学・研究機関、省庁・自治体の皆さまの参画をお待ちしています。