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51社から選ばれた17社が採択!リバネスの伴走支援を通して、ASEANへの事業展開および事業開発を加速

株式会社リバネスが、日アセアン経済産業協力委員会(AMEICC)からの委託事業により推進する、「日本のスタートアップによるASEAN企業との協業を通じた海外展開促進事業」における支援対象企業17社を決定しました!

本事業では、2024年6月3日〜7月3日までの期間でASEAN地域の社会課題解決と現地ビジネス創出に意欲ある51件のエントリーを受け付けました。経済産業省・AMEICC・AOTSおよびリバネスによる審査と、株式会社みずほ銀行・HIROGIN GLOBAL CONSULTING PTE. LTD.・日本政策金融公庫の3機関による外部審査・評価を経て、24社について面談を実施。最終的に以下17社を支援対象として選出いたしました。
*採択企業およびテーマ概要についてはページ下部をご覧ください。

今後は、2024年8月-2025年2月の7ヶ月間で、リバネスのコミュニケーターによる伴走支援と現地課題・ニーズに関する情報提供を行いながらASEANの各種機関(財閥等大手企業、政府関係者、スタートアップ企業、インキュベータ・アクセラレータ、アカデミア研究者等)との個別面談を通して、事業ステージ・業種に合わせた支援を実施します。

なお、本プロジェクトのキックオフと位置付けて、採択企業にも参加いただく【スタートアップ向けセミナー】東南アジア事業戦略セミナー202485日19:00より開催します。採択企業以外の方もご参加いただけますので、ご希望の際はリンク先ページよりお申し込み下さい。

また、2024年12月10日には、本事業を通して成果につながった事例紹介も兼ねたGLOBAL Bridge Conferenceの開催を予定しております。

■今後の支援内容について
上記伴走期間のうち、以下の日程で現地における新たな事業連携が期待できる現地機関とのミートアップイベントや学会を開催します。採択企業には、これらのイベント・学会に参加いただくとともに、採択企業と各国現地企業との1on1ミーティングを実施していきます。リバネス・リバネスシンガポール・リバネスマレーシアの伴走担当者とともに議論しながら、事業仮説の検証やプランの具体化を進めていただきます。

シンガポール

2024年8月26-27日(月・火)
・シンガポールのベンチャー支援機関を巡るツアー
・世界中のベンチャーと多国籍企業が知識製造を行う「Global Knowledge Hub Forum」への登壇

2024年11月14-16日(木・金・土)
・HYPER INTERDISCIPLINARY CONFERENCE in Singapore 2024 への参加

2025年1月22日(水)
・成果報告とさらなる事業開発につながる「Global Knowledge Hub Forum」を実施

マレーシア

2024年8月23-24日(金・土)
・経済特区Cyberjaya内での現地企業を集めたミートアップイベント『TECH GARAGE SEMINAR』への参加
・東南アジアのディープテックベンチャーが一同に会する『TECH PLANTER ASIA FINAL』の見学

2024年11月21-23日(木・金・土)
・HYPER INTERDISCIPLINARY CONFERENCE in Malaysia 2024 への参加

2025年1月15日(水)
・成果報告とさらなる事業開発につなげるテックベンチャーミートアップを開催

タイ

2024年8月7-9日(水・木・金)
・タイ最大級のテック系イベントTechsauce Global Summit 2024への出展

2024年10月21-22日(月・火)
・現地機関とのミートアップイベント(True Digital Park 共催)

2025年2月15日(土)
・HYPER INTERDISCIPLINARY CONFERENCE in Thailand 2025 への参加

【シンガポール進出企業】

インテグリカルチャー株式会社
https://integriculture.com/

テーマ:世界初 卵黄プラセンタ由来の細胞培養コスメ

概要:細胞培養研究から生まれた世界初・鶏卵由来細胞培養上清液の化粧品原料「セラメント」をスキンケア製品に配合し、アンチエイジング市場の拡大を目指す。経済の活性化と人口年齢の成熟度に伴う個人消費増大の対象になる化粧品に動物愛護・環境負担減少効果を狙い、ASEAN各国企業のSDGs目標達成を促す。

株式会社Sydecas(NinjaFoods)
https://ninjafoods.jp/

テーマ:持続可能な次世代食材のサプライチェーンの構築

概要:日本の伝統技術を基盤に、蒟蒻芋由来の食物繊維を制御、糖・脂質・グルテン等の代替とし低糖質や低脂質の菓子や培養肉を実現する食感エンジニアリングテック。世界展開に向けハラール対応で持続可能なサプライチェーンを構築する。

株式会社Thinker
https://www.thinker-robotics.co.jp/

テーマ:近接覚センサー及びロボットハンドの開発・販売

概要:カメラのみに頼るのではなく、モノの位置と形を非接触かつ高速に把握できる近接センサーで、ワークまでのラストワンインチを補い“指先で考えるロボットハンド”による協働ロボットの革新を目指す。

つばめBHB株式会社
https://tsubame-bhb.co.jp

テーマ:独自のアンモニア合成技術で脱炭素と食糧に貢献する

概要:低温低圧でアンモニア生産できる独自の触媒を活用し、分散型アンモニア生産を通じてサプライチェーンリスクヘッジや輸送コスト削減を達成する。大型アンモニア生産のコストを削減する。双方ともに脱炭素に貢献。

レボックス株式会社
https://www.revox.jp/

テーマ:様々な用途で活用可能なデジタル光源を世界に拡げ、持続可能な社会の実現に貢献する

概要:半導体プロセスの検査、加熱、露光等に不可欠なアナログ光源をエネルギー効率の高いデジタル光源にに替えることで、消費電力・温室効果ガス排出量・廃棄物の削減、資源の有効活用につながり、持続可能な社会の実現に貢献する。

【マレーシア進出企業】

株式会社イノカ
https://corp.innoqua.jp/

テーマ:イノカコーラルプロジェクト

概要:東南アジアに広く分布するサンゴ礁は、海洋生物種の25%が暮らす生物多様性のホットスポットだが、2040年までに70%以上のサンゴが死滅すると予測される。ASEAN地域と連携した研究開発と教育によりサンゴ礁保全と経済の両立を目指す。

株式会社天地人
https://tenchijin.co.jp/

テーマ:KnoWaterleak

概要:地下水道管路漏水リスク評価業務システム。地球観測衛星データ、水道管路データ、漏水履歴データ等を組み合わせたデータセットをマルチモーダルAIで解析することによって、対象広地域内区域毎の漏水リスクを評価するシステム。

株式会社manebi
https://manebi.co.jp/

テーマ:製造業の社員教育DXを実現するAIと人の伴走支援

概要:教育指導者の属人化や非効率な学習状況から脱却する。日本のナレッジ提供や、OJTのデジタル化、教育コース・プログラムの自動作成、自動翻訳、利用方法のBot対応など、AIによる高度な学習支援機能を提供する。

ugo株式会社
https://ugo.plus/

テーマ:業務DXロボット「ugo(ユーゴー)」

概要:業務DXロボット「ugo」は、自律走行機能と遠隔操作ができるハイブリッド制御ロボット。オフィスビルの警備やデータセンターのメーター点検など自動で巡回作業することで、エッセンシャルサービスのDX化・生産性向上を実現。

ライフイズテック株式会社
https://life-is-tech.com/

テーマ:中学高校向けオンラインプログラミング教材のマレーシア展開

概要:日本国内でNo.1シェアを誇る自治体・学校向けオンライン教材(ライフイズテックレッスン)を、マレーシアの中学、高校の公立、私立(インター、バイリンガルスクール)へ導入する。

株式会社LabBase
https://labbase.co.jp/

テーマ:研究エンパワープラットフォームLabBaseのAsia展開

概要:日本で理系大学院生の約50%が登録している研究エンパワープラットフォームLabBaseをアジア各国へ展開し、トップ研究者へ価値提供する。
研究人材が増加するアジア研究圏の繋がりを強め、日本や各国の研究力向上へ貢献する。

【タイ進出企業】

株式会社ICOMA
https://www.icoma.co.jp/

テーマ:日本発の折りたたみ電動バイク「タタメルバイク」のタイ量産

概要:”近年、タイでは日本のホビーコンテンツの人気が高まり、バイク市場も大きい。当社は玩具デザイナー生駒が手掛け、ホビー的な広がりを見せるデザイン性の高いEVバイクを開発中。現在、タイの電動バイク工場と商談中であり、現地生産と販売、グローバル輸出の事業を加速したい。

株式会社 CoLife
https://www.colife.co.jp/

テーマ:住まいに搭載するOSと良質なホームサービスの提供

概要:ストック化へと加速する住宅業界において、住宅事業者と居住者を繋ぐ「オーナーリレーションマネジメント」発想で、データを管理する「OS」と「ホームサービス」を提供。良質な住まいと暮らしのインフラを創造する。

scheme verge株式会社
https://www.schemeverge.com/

テーマ:Reinventing cities / 都市の再発明

概要:世界最大の都市を有する 日本の都市工学を使って世界のメガシティ問題を解く。直近としては、デジタル技術を使ったスマートシティの活用によるまちづくりの支援。

株式会社TBM
https://tb-m.com/

テーマ:環境配慮型新素材「LIMEX」によるサステナビリティ革命

概要:炭酸カルシウム(石灰石)を主原料とした環境配慮型新素材「LIMEX」は、プラスチック及び紙の代替として使用可能だ。プラスチックや紙をLIMEXに置き換えることで、石油、水、木といった枯渇資源を保全し、温室効果ガスの排出量の削減にも寄与することが出来る。

Tensor Energy株式会社
https://www.tensorenergy.jp/

テーマ:再エネ事業を支える”Tensor Cloud”

概要:再生可能エネルギーの発電事業者向けのクラウドソリューションTenso Cloud。個別の発電所や蓄電池に最適化された、オペレーティングシステムをクラウドで提供、無数の発電所や蓄電池と、発電事業を形作る人や企業のオーケストレーションを可能にする。再エネ事業の業務を一元化、最適化、自動化することで、爆発的な成長を支え、持続可能な電力を必要な時に必要なところへ届ける世界の実現を目指す。

Flare Inc.
https://corp.flare.run/ja/

テーマ:スマートフォンで自動車・バイクの運転動態解析

概要:アジアで交通事故死亡率が一番高いタイにて、自動車・バイクドライバーの運転傾向をスマートフォンアプリのみで解析・スコア化し、評価に応じたインセンティブ付与もしくはドライバーに適切な運転に関する教育コンテンツを提供し、運転を向上させる仕組みを構築する。

Global Bridge Program(GBP)とは

リバネスが推進する、国を越えて、科学技術で課題を解決と事業創出を行う戦略構築プログラムです。

産業革命以降、先進国を中心に工業が急速に発展するとともに、科学技術の発展により我々の生活は豊かになりました。一方で、自然循環スピードを大きく上回る人類の生産活動により、自然とのバランスが崩れ始めています。地球上の資源は有限です。ある国で生まれた科学技術の適用範囲が偏在し、特定の国だけに限られていては、地球上の物質循環を最適化することは不可能です。Global Bridge Programは、科学技術を持つ人や企業を、国を越えて未解決の課題に接続するプログラムです。対外国のディープテックベンチャーのプラットフォームに接続することで、人や企業が、国を越えて未解決の課題を探索し、科学技術の適用方法を考え、実装するまでの戦略構築を行います。

海外展開に向けて、単なる調査やマーケティングではなく、現地課題の解決を事業すべく、特にASEAN地域の主要機関との議論と実証を通した具体的なテーマ設定から事業開発までの伴走が可能です。

 

【海外展開に関するこれまでの実績】

 

プログラムへの参加や、伴走支援をご希望の場合には、会社名・お名前・連絡先とともに下記メールにご連絡ください。

株式会社リバネス 戦略開発事業部 石澤・田濤
TEL03-5227-4198   E-mail[email protected]

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